今回の総選挙では、無所属ホリエモン・他のいわゆる「刺客」候補とか、自民党関係の話題に事欠かない状態となっており、小泉総理はこれを無党派層の目を引きつけるための演出に利用していますが、本質はそこにはないと考えています。
政権基盤を固めた小泉総理が、ついに自民党旧勢力の掃除に入ったのでしょう。
実のところ、今回の総選挙は自民党が引き続き政権を握るべきと考えています。
前提として、わたしが最近の色々な議論を見聞きした結果、「現政権の施策はまあ間違っていないだろう」と考えていることがあります。なお、この前提がそもそも間違っている可能性はありますが、それはここでは議論しません。そもそも、前記のように考えている根拠自体が「勘」みたいなものですし。
まあ、実のところを言うと、多くの国民は政策の正否はある程度は勘で選択することにならざるを得ないし、それで十分であると考えています。何しろ、将来はある程度の予想はできるものの、本当のところは誰にもわからないのですから。
政策を訴えて選挙に戦おうとしている総理を孤立させるべきでない
今回の解散で小泉首相が失敗すると、「所詮政策を訴えても得票に結びつかない」と政治家に解釈され、今後10年から20年ぐらいの間は政策を訴えて選挙を戦おうとする首相(野党党首含む)がいなくなり、結果として国民は政策を選択する機会を奪われ続けるのではないかと考えます。
なお、私の地元の小選挙区では、公明党・民主党・共産党の候補が立候補するとのことなので、投票は...
無効票か民主党候補のいずれかに投票します。
いや、いくら小泉構造改革に賛成でも、公明党と共産党に入れる気はないので、選択肢は上記の2つに1つなのですよ。