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[日記/2019]

Windows7の起動がHDD交換後、突然1-2分かかるようになった場合の対処法 / 2019-12-23 (月)

HDDの交換以前は、せいぜい10秒程度「Windowsを起動しています」が表示されただけで、すぐに画面が変わってWindows7が起動していました。ここで、HDDを4TBから8TBのものに交換したところ、Windows7の起動中の「Windowsを起動しています」のところで、1分半から2分程度「Windowsを起動しています」が表示されたままになった後に起動するようになり、起動が遅くなりました。このような時に、起動時間を元に戻すための対処法を記載します。
まあ、もうすぐWindows7のサポートが切れるような気もしますが、気にしない。

ネットで検索してもパソコン初心者向けの知っている知識ばかりが出てきて、なかなか必要な情報が出てこなかったのですが、色々と探していると「大容量のハードディスクドライブがインストールされているWindows 7またはWindows Server 2008 R2において起動に時間がかかる場合がある。」へのリンク先にある修正プログラムで解決するという情報がありました。しかし、この更新プログラムは本日時点で公開されておらず、この情報だけでは解決しません。

さらに調査すると、上記でアップデートされるファイル(volsnap.sys)を含んだ「Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用のエンタープライズ修正プログラムのロールアップについて」をインストールすることで解決することがわかりました。
上記の修正プログラム自体は「http://www.catalog.update.microsoft.com/Search.aspx?q=2775511」でダウンロードできますが、一緒に他の更新プログラムもインストールするよう書かれていますので、「Windows 7 SP1 および Windows Server 2008 R2 SP1 用のエンタープライズ修正プログラムのロールアップについて」の内容を見て、他の必要なファイルもインストールするようにしてください。

(当方の環境では、他の必要なファイルのうち、確か2つほどはインストールできない旨の表示がされました。おそらくは別のさらに新しい更新プログラムがインストール済みだったものと思われます。)

上記のインストールを行ったところ、Windows7の起動中の「Windowsを起動しています」が表示後、元通りの5から10秒程度で画面が変わって起動することを確認できました。
当方の起動ドライブ(Cドライブ)はSSDなので、起動ドライブがHDDの方は、もう少し起動までに時間がかかるかもしれません。

volsnap.sys は、上記を行った結果、当方では以下のようにアップデートされました。
 ファイルの更新日付 2010年11月21日 → 2012年10月19日
時分秒については、OSの種類や32bit/64bitの違いで異なるようでしたので、記載を省略しています。

注記

上記を行うことで当方では改善しましたが、他の方の環境でどうなるかについてはわかりません。microsoftのサイトの説明文などをご自身で確認して対応してください。

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