ケーブルテレビとNHK受信料 : CATV加入者はNHKの受信料を払う義務がないことを指摘した、本サイトの注目記事です。

[book/novels]

幻魔大戦deepトルテック / 2008-06-22 (日)

当サイトのbookカテゴリ13冊目は、平井和正著の「幻魔大戦deepトルテック」です。幻魔大戦シリーズの新作として、2008年6月はじめに刊行されました。
普通のノベルスにすると10巻程度の量だそうですが、新書版ハードカバー3冊を一組として売られています。
ちなみにISBNはついていますが一般書店での扱いはなく、e文庫での通販しか購入方法はありません。

なお、付属である「少女のセクソロジー」・「少女のセクソロジーII」の方が先に収録されていたのには驚きましたが、通して読めばこれはこれでいいような気がしてきますので、お持ちの方はこのままの順で読み進めることをおすすめします。
残念ながら、今回は後書きは無しです。

幻魔大戦deepトルテックも、少女のセクソロジーに引き続き東丈の「娘」の雛崎みちるを主人公に据えて物語は展開していきます。幻魔大戦deepでは、東丈が主人公だったんですがね。なお、東丈の「娘」のみちるは、幻魔大戦deepが初登場です。

みちるが作家を志して色々している部分の記述では、平井先生の作家としての経験・意見がよく現れているのでしょう。今後作家を志す人であれば、何かの参考になるかもしれません。

途中は色々ありますが楽しめます。既存の作品の登場人物も多いですが、途中で登場する芸術家(不思議くん)もいい味を出しています。
ただ、最後のオチは「あれっ」と言った感じで拍子抜けしちゃった感はあります。もう1巻増やしてでも悪役にもうちょっとがんばって欲しかったです。それとも、悪役はもう書き飽きちゃったのかな。

おまけ

平井和正公式サイト近況+では、過去に平井センセイがアニメの涼宮ハルヒの憂鬱らき☆すたKanonを見ているような記述がありました。たしか、CLANNADのアニメについても同様の記載があったはずです。
最近確認すると、平井センセイがアニメのAIRの話をして、余湖田畑の両氏に驚かれたことが書いてあります。
え~と平井センセイの年って、……もう平井センセイの年を思い出すのはやめておきますか(笑)。

平井センセイもここまでどっぷりこの手の作品にはまっているんだったら、ABDUCTIONとか過去の作品群を、その辺の原作ゲームを作っているゲーム会社とコラボしてゲーム化したらいいんじゃないかなと思うのですよ。
幻魔大戦なんかをコラボしてゲーム化すれば、この手のゲームによくあるSFなシナリオをあさっての方向にぶっ飛ばしたようなすごいゲームになると思います。
まあ、一般の評価は「超展開ワロタ」になるかもしれませんが。


タイトル: 幻魔大戦deepトルテック
著者: 平井 和正
出版社: e文庫
発売日: 2008年6月
定価: 20000円(+税)
ISBN-13: 978-4-903343-11-2

[book/novels]

学校の階段 / 2008-04-09 (水)

当サイトのbookカテゴリ12冊目は、ファミ通文庫の「学校の階段」です。(といいつつ、前と同じくシリーズ(1-7巻)で書いてしまいます。)

まあ、一般的な書評はよそでやってもらうことにして、私の観点から見るならば、この作品は生徒の自治に対する作家さんのこだわりが感じられる作品です。
書きぶりから見て、作家先生は生徒会の役員経験者じゃないかなぁ。

思えば1巻に当たる「学校の階段」からして、生徒会の設定が無駄とも思えるほど詳しかったし。ライトノベルでありがちな、現実にはあり得ないような大きな権限を持つ生徒会じゃなくて、現実世界にもあり得そうな生徒会であるところがいいですね。
7巻に至っては、ほぼ丸ごと生徒会役員選挙のネタで書いているのに、それなりに楽しめるのはなかなかのものと思います。

学校の階段8が楽しみです。(単にまだ私が読んでいないだけで、既に発行されています。)


タイトル: 学校の階段
著者: 櫂末 高彰
出版社: エンターブレイン
発売日: 2006年1月
定価: 580円(+税)
ISBN-13: 978-4757725980

[book/novels]

狼と香辛料 / 2008-03-10 (月)

当サイトのbookカテゴリ11冊目は、電撃文庫の「狼と香辛料」です。(といいつつ、2巻についても一緒に書いてしまいますが。)

初めて知ったのは、雪斎の随想録 - 金曜の朝、午前4時の記事からです。後に安眠練炭さん(一本足の蛸の中の人)からも勧められたので読んでみました。

う~ん、正直この本は疲れました。確かに世界観は上手に構築されているのでしょうし、作中の主人公の商売(または経済)の説明にも誤りはないのでしょう。でも、主人公の説明を読むのは結構面倒です。
私が持っている1巻はそれでも読んだのですが、図書館で借りた2-5巻は2巻の途中でリタイア。去年11月から予約して2月頃にやっと借りたにもかかわらず、3巻以降は手をつけずに図書館に返してしまいました。

巻数も重ねて7巻まで出ているようですし、アニメ化もされているようなので、人気はあるようです。単に私にあわなかったのでしょう。


タイトル: 狼と香辛料
著者: 支倉 凍砂
出版社: メディアワークス
発売日: 2006年2月
定価: 590円(+税)
ISBN-10: 4840233020
ISBN-13: 978-4840233026

[book/novels]

生徒会の一存 / 2008-01-30 (水)

当サイト新年始まってはじめの記事となります。今年もよろしくです。

さて、当サイトのbookカテゴリ10冊目になる「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」は、富士見ファンタジア文庫の本です。
[ラノベ]メインヒロインのセリフに自主規制が入る「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」での紹介を見ておもしろそうだったので買ってきました。

あちこちのサイトで紹介されていたようで、そのためかネットの本屋さんでは在庫がないようです。
今現在のamazonで、中古本が1950円にはワラタ。文庫本なのに。

といいつつ、1/26(土)に車で30分以上かかる本屋まで行ってた人間が笑える筋合いはないか。

ちなみに、生徒会や学生自治会でまじめな記事を書いたことのある私が読んでいるからと言って、「主人公が生徒会規約を駆使して敵対する悪い役員を解任してハッピーエンド」といった堅い話ではありませんのでご安心ください。

どんな話?

各種パロディ・ネタで大笑いできる話です。ライトノベルとかアニメとかギャルゲとかその辺のネタを知っていると吉でしょう。

基本的におもしろい作品と思いますが、以下はちょっと気になったこと。
主人公には過去にちょっとした問題がありますし、女の子にも曰くありげな過去があるらしいのですが、パロディ・ネタで引っ張る本作ではそこまで作り込む必要はなかったような気はします。
まあ、本作のような作品の場合、「曰くありげな過去がある状態」そのものがネタ展開上便利なのかもしれませんがね。


タイトル: 生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1
著者: 葵 せきな
出版社: 富士見書房
発売日: 2008年1月
定価: 560円(+税)
ISBN-10: 4829132523
ISBN-13: 978-4829132524
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[book/放送・有線放送]

NHK問題 / 2007-11-10 (土)

bookカテゴリは、本を読んで簡単なメモを書いていくだけのカテゴリです。
そのbookカテゴリ9冊目となる「NHK問題」は、新書でありながら内容は盛りだくさんな本です。

4章までで、今までの放送の歴史を振り返りつつ、公共性について色々な角度から論じています。
5章では民営化への反論をしています。6章では受信料不払い罰則化へ反論しつつ、どのような公共放送を目指すべきかについて記載しています。

4章にて、ラジオの共同聴取についてふれられていたのは、有線放送に興味を持つ私にとって、大いに参考になりました。

再読する必要は?

私にとって、NHKや放送の公共性について議論する際に、読み直した方がよい本ではないかと思います。


タイトル: NHK問題
著者: 武田 徹
出版社: 筑摩書房
発売日: 2006年12月
定価: 740円(+税)
ISBN-10: 4480063366
ISBN-13: 978-4480063366
目次: はじめに
第1章 「健やか」な日本のラジオ体操―共同性と公共性
第2章 電波監理委員会とウソの効用―組織と公共性
第3章 三木鶏郎と風刺のワナ―アイロニーと公共性
第4章 デジタル放送は何を変えるか―技術の公共性
第5章 何のための受信料制度か―民営化と公共性
第6章 「非国民」のための公共放送論―支配されず、支配しない公共性へ
おわりに