NHK、受信料不払いで法的手段の導入を検討とか、NHK、受信料不払い120万件に“法的メス”の構えなどの記事に伝えられるように、NHKは受信料の不払い者への法的措置を検討しているようです。
今回の記事によると、受信契約を締結して受信料を払っていない者に対して支払いの督促手続きをするとか。
受信契約の未契約者に対する有効な手だてはなさそうなので、受信料不払い者が未契約者に変化していくだけのような気もします。
まあ、やめておきなさいとしか言いようがないのですが。
NHKの受信契約は、消費契約の一種なので「騙されて契約してしまったんです」とか言って消費者センターに相談する人もいるかもね。
いや、実のところ、今回の件で思ったことは「NHKは法律を遵守しろ」です。
本サイトでは過去数回にわたって取り上げていますが、ケーブルテレビ加入者に受信契約締結義務がないにもかかわらず、それをケーブルテレビ加入者に知らせず多数の受信契約を結んでいるのです。
NHKは未払いの受信料の取り立てより前に、ケーブルテレビ加入者に対して過去に不当に受け取っていた受信料を全て返還するのが先決だと思うのですがねぇ。
事実を認めるのが後になればなるほど信頼回復が難しいのは、NHKはすでに十分に学んだと思っていたのですが、まだわかっていないのでしょうかね。
参考資料・法令等
ケーブルテレビとNHK受信料(当サイトの記事)
NHKの受信料制度の意図(当サイトの記事)