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[日記/2011/May]

「角川文庫発刊に際して」の消失 / 2011-05-18 (水)

角川文庫と言えば、もれなく「角川文庫発刊に際して」が付属するのが日本に住まうみんなの常識です。
例えば、角川庭園・幻戯山房「すぎなみ詩歌館」:荻窪名所探訪(2011/03/29)などの記事でも、『現在、角川文庫の巻末には角川源義の「角川文庫発刊に際して」という文が掲載されています。』と書かれています。
角川グループホールディングス|企業情報・グループ企業情報にも、「角川文庫創刊の際、創業者、角川源義によって記された言葉は、今も角川文庫の巻末に掲載されているだけでなく、長く角川グループの出版活動を支える理念となっています。」と記載されていますしね。

最近ではライトノベルレーベルとして知られる角川スニーカー文庫も、角川文庫の書籍番号を使うなど角川文庫の一種として扱われているようで「角川文庫発刊に際して」がついています。(例えば、手元にある平成二十二年八月一日初版発行の東京皇帝☆北条恋歌6とか。)

ところが、平成二十三年四月一日初版発行の東京皇帝☆北条恋歌8では「角川文庫発刊に際して」が無くなっていることを発見しました。奥付の次のページにあった「角川文庫発刊に際して」はなく、奥付が最終ページとなっています。
平成二十三年五月一日初版発行のサクラダリセット5でも「角川文庫発刊に際して」が上記と同様に消失しています。

これって、角川スニーカー文庫だけ?それとも角川文庫の新刊全てから消失しているんかな?
角川スニーカー文庫で発売される(はず)の涼宮ハルヒシリーズの最新刊から「角川文庫発刊に際して」が消失していることは、ほぼ間違いないのだろうね。

まあ、角川スニーカー文庫に「第二次世界大戦の敗北は、軍事力の敗北であった以上に、私たちの若い文化力の敗退であった。」で始まる「角川文庫発刊に際して」が書かれても、何か場違いのような気もするのだけれど、それはそれで角川書店の貴重な歴史なのでね。単に消えるには惜しいのですよ。

追記(2011年5月19日21時ごろ)

まず、最新刊として並んでいた角川文庫を比較的大きな本屋で見てみました。最新刊として陳列されていた本(平成23年4月25日初版発行分)の全てに「角川文庫発刊に際して」が掲載されていました。この本屋ではライトノベルは全てシュリンクされており、角川スニーカー文庫に「角川文庫発刊に際して」があるか無いかを確認することは出来ませんでした。

他の本屋にも寄ってみましたが、先ほどより小さい本屋であることもあり最新刊を区別して並べていないため、最新刊の現状はよくわかりませんでした。
ただ、長谷敏司さん公式サイトの日記によれば、角川スニーカー文庫『円環少女』5巻(2007年5月ごろ刊行)でもページがぎりぎりになったため、『「角川文庫発刊に際して」のページもはずすことになった』そうですから、角川スニーカー文庫でページがぎりぎりになった場合は「角川文庫発刊に際して」は外される運命のようですね。

故に、
角川スニーカー文庫でページがぎりぎりになった場合は「角川文庫発刊に際して」が消失する。
(スニーカー文庫などではない)角川文庫がどうなるかは不明だが、多くの角川文庫には「角川文庫発刊に際して」は掲載されている。
と言ったところのようです。

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