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涼宮ハルヒの憂鬱 無駄知識シリーズの記事一覧

NHK 受信料・受信契約に関する記事一覧

[book/放送・有線放送]

徹底検証!NHKの真相 / 2007-11-07 (水)

bookカテゴリ6冊目の「徹底検証!NHKの真相―大手メディアが報じなかった“伏魔殿”の正体!」は、現在のNHKの問題点が色々な角度から指摘されています。

10人を超える執筆陣がそれぞれの立場から記載しているので、全体的に特定の立場や思想に偏らない構成となっています。
最近のNHKの問題点がよくまとまっているのがよいと思います。

再読する必要は?

私にとって、現在のところ再読する必要はありません。


タイトル: 徹底検証!NHKの真相―大手メディアが報じなかった“伏魔殿”の正体!
著者: イースト・プレス特別取材班 (編集)
出版社: イースト・プレス
発売日: 2005年04月
定価: 1200円(+税)
ISBN-10: 4872575504
ISBN-13: 978-4872575507
目次: INTRODUCTION 受信料支払い拒否・保留、七〇万件突破!マスコミ業界最大のタブー・NHKが放つ「不快感」の正体!
PROLOGUE 緊急巻頭インタビュー NHK現役記者―海老沢会長辞任では終わらない!内側から見たNHK「組織腐敗」の真実
1 激震!NHKの何が問題なのか?―“不信感”は、なぜ消えないのか?
2 検証!NHK報道―「公正中立」は、本当に守られているのか?
3 解剖!NHK利権の真相―「みなさまの受信料」で私腹を肥やす錬金術
4 NHKに生きてきた―職員たちの人間模様から見た「NHKの昨日、今日、明日」
EPILOGUE 緊急巻末インタビュー 田原総一朗―NHKは誰のものか?

[book/放送・有線放送]

NHK受信料拒否の論理 / 2007-11-05 (月)

bookカテゴリ5冊目は、文庫本です。

「NHK受信料拒否の論理」は、多くの人にNHK受信料の支払いを拒否するという考え方を知らしめた本です。前から一度は読まなければならない本とは思っていたのですが、今回初めて読むことができました。
私が図書館から借りてきた本は、朝日新聞社発行の第4刷(1995年6月20日)です。

私は、著者の本多勝一氏とは政治的なスタンスがかなり異なりますので、NHKの放送内容に関する批判を初めとする記述には同意できない部分もあります。
しかし、いわゆる「受信料を支払って文句を言おう」系の考え方で受信料を払っても、その人の意見がNHKの実際の運営に反映されないことを指摘していたのには私も同感です。

再読する必要は?

私にとって、現在のところ再読する必要はありません。


タイトル: NHK受信料拒否の論理
著者: 本多 勝一
出版社: 朝日新聞社
発売日: 1991年05月
定価: 524円(+税)
ISBN-10: 4022606509
ISBN-13: 978-4022606501
目次: 1 なぜNHKを問題にするか
2 NHK受信料と私
3 NHK労働組合との討論会
4 座談会=NHK批判
5 NHK営業総局との対話
6 付章
付録 資料
旧版あとがき
文庫版あとがき
解説(志賀信夫)

[book/放送・有線放送]

新・放送概論―デジタル時代の制度をさぐる / 2007-10-31 (水)

当サイトのbookカテゴリ4冊目になる「新・放送概論―デジタル時代の制度をさぐる」も、図書館から借りてきた本です。

放送制度の法的な側面について、概要を掴むにはよい本ではないでしょうか。
そのほとんどが、現在の私の興味から離れた事項ですので、一通り読んだ程度にとどまりますが。

再読する必要は?

私にとって、現在のところ再読する必要はありません。


タイトル: 新・放送概論―デジタル時代の制度をさぐる
著者: 片岡 俊夫
出版社: 日本放送出版協会
発売日: 2001年12月
定価: 4800円(+税)
ISBN-10: 4140072024
ISBN-13: 978-4140072028
目次: 第1章 放送に関する基礎的諸事項と放送法総則
第2章 日本放送協会
第3章 放送大学学園等
第4章 一般放送事業者等
第5章 ケーブルテレビの法律
第6章 放送法制から見た電波法規
第7章 欧米の放送制度の変遷
第8章 欧米放送界における新たな動き
第9章 放送ニューメディアの誕生と放送衛星の歩み
第10章 放送衛星による放送サービスのデジタル化
第11章 通信衛星の放送サービス・ケーブルテレビのデジタル化
第12章 地上放送デジタル化への動き

[book/放送・有線放送]

放送法制の課題 / 2007-10-30 (火)

当サイトのbookカテゴリ3冊目になる「放送法制の課題」も、図書館から借りてきた本です。

目次でわかるように、受信料や有線放送についても書かれています。
内容に関しては同意できない点もあるものの、NHKの受信契約や有線放送との関係などについて議論をするのであれば、一度は読んでおいたほうがよい内容と思います。

再読する必要は?

私にとって、何度も読む価値がある本です。
現在購入できるオンデマンド版は、税込みで1万円越えする値段ですので経済的につらいですが、できれば買いたい本ですね。


タイトル: 放送法制の課題
著者: 塩野 宏
出版社: 有斐閣
発売日: 1989年12月 [オンデマンド版 2001年9月]
定価: 6880円(+税) [オンデマンド版 9800円(+税)]
ISBN-10: 4641031185 [オンデマンド版 4641901333]
ISBN-13: 978-4641031180
目次: 第一部 放送の概念と放送事業
 Ⅰ 放送の概念をめぐる一考察
 Ⅱ 放送事業と行政介入
 Ⅲ 放送の特質と放送事業
 Ⅳ 有線テレビをめぐる法技術
 Ⅴ 国内法制からみた衛星放送の問題点
 Ⅵ 再送信の同意権と著作隣接権
第二部 放送と受信
 Ⅰ 放送における受信者の法的地位
 Ⅱ 受信料をめぐる法的問題点
 Ⅲ 有料方式の法的側面
第三部 電気通信法制・放送法制の課題
 Ⅰ 放送法制見直しの背景
 Ⅱ 電気通信法制の展開過程
 Ⅲ 放送政策の動向と課題
 Ⅳ 日本における放送の新秩序の諸原理
第四部 放送大学
 Ⅰ 「放送大学」をめぐる諸問題
 Ⅱ 放送大学法案の検討
あとがき

[book/放送・有線放送]

NHK ―問われる公共放送― / 2007-10-29 (月)

bookカテゴリ2冊目は新書本です。

「NHK ―問われる公共放送―」は、先ほど記事に書いた放送制度の現代的展開などと一緒に図書館から借りてきた本です。

目次でわかるように、国家と公共放送との関係を中心に書かれています。
意識しているのかどうかわかりませんが、著者の政治的立場を前提とした議論が目立ちました。著者と政治的立場を同じくしない人のために、もう一歩引いたところから議論してもらった方が真意が伝わると思います。
第6章の提案内容には興味深いものも含まれるだけに、その点が残念なところです。

再読する必要は?

他の章はともかく、第6章は具体的な提案があるだけに、批判的に見ても面白いですね。まあ、法律変えないと、法律上または政治的に実行不能な提案が多いのが困りものですが。
第6章は再読してもいいかもしれません。


タイトル: NHK ―問われる公共放送―
著者: 松田浩
出版社: 岩波書店
発売日: 2005年05月
定価: 700円(+税)
ISBN-10: 4004309476
ISBN-13: 978-4004309475
目次: 序 章 いま、なぜNHKか ―不祥事・政治介入疑惑の背景―
第1章 国家の公共放送か、市民の公共放送か ―政府と視聴者のはざまで―
第2章 NHKの体質はどのように培われたか ―放送80年の足跡から―
第3章 政府とNHK ―自由と自律は保たれているか―
第4章 巨大化の道と経営戦略 ―危機の構造とデジタル化―
第5章 NHKと視聴者 ―試練に立つ受信料制度―
第6章 市民的公共放送への道 ―再生のために何が必要か―
あとがき