このサイトをよく訪れる常連(って何人いるかわかりませんが)であれば、最近サイトの更新がほとんどされていないことに気づくと思いますが、何をやっているかと言いますと、
年始はPCのOS再インストールを実施。その後は、 玄箱HG 買って、Debian GNU/Linux に載せ替えて遊んでいました。
Debian etchで玄箱HGにUSB接続したプリンタから出力するための方法はなかなか見つかりません。etch以前のバージョンの手法であったり、玄箱(HGではない)とかの手法は順序よく書いてあることはあるのですが、バージョン違い等の理由で構成等が変わっており、その通りにやってもうまくいかないのですよ。
あちこちのサイトを見つつ本体をさわりまくって、ようやくプリンタから印字できるまでになりました。
本来であれば、ここでその手順を逐一書いていくのが後に続く人にとってよいのでしょう。2chとかでも質問あったみたいだし。でも、ろくにメモを取らずに作業をしたのと、何回も間違えてはやり直しをしたせいで、今となってはどうしたのやらさっぱりわからない羽目に。(役たたね~)
それでもとりあえず覚えていることをまとめ
とりあえず、現時点であれば、以下のようにしていけば Debian etch をインストールした玄箱HG経由で印刷できるようになるのではないかと。
初期設定は、玄箱/Debianの全部を読んだ上で、「Debian をインストール」「インストール後の基本的な設定」「セキュリティ対策」「日本語環境の設定」を実施。(他の作業が必要かどうかは、読んだ上で各自で判断を)
私のように、ハードディスクのパーテーションの切り方を変更したい場合は、玄箱 - Debian Linuxをインストールしてみるも見て参考にしたらいいでしょう。
上記で、Genbako kernel collection さんの debian-sarge-2.6.17.3-kuroHG-20060702.tgz (玄箱/HG 用) を使用した場合は、aptitude や apt-get でアップデートしていれば /etc/apt/sources.list を書き換えなくとも etch にバージョンアップするはずです。
エディタは、早い段階でjedを入れたと思います。正直viはつらい。
ファイルサーバについては、KURO-BOX Memoの4以降の記述通りにしたと思います。
lsmodを実行した際に、Moduleとしてusblpが表示されている必要があります。
[ 玄箱 ] プリンタのインストールを参考に何とか表示するようにしてください。なお、ここの記述は玄箱のもので玄箱HGではないので、2.6.22.1-kurobox は 2.6.20-kuroboxHG にする必要があります。
キャラクタデバイス(/dev/usb/lp0)の作成については、蚊遁鉄句(2005-01-05)の最後の方の「ああ、この事なのね。」以降の記述通りでうまくいきました。
なお、上記の記事にあるmurasakiは「そんなんないよ~」といわれるので、代わりに以下のような感じで hotplug を入れたはずです。
# apt-get update
# apt-get install hotplug usbutils
CUPS については、新年会で呑みすぎ。の中の 玄箱HGと私 (CUPS・その1) の記述通りでうまくいったと思います。
時計 については、玄箱/debian化/ntp設定の記述を参考にしましょう。(ただし、そのままでは動かないはずです。誤差の測定およびTICK値およびFREQ値の算出スクリプトの「/etc/init.d/ntp-server」を「/etc/init.d/ntp」とすればよいかも。)
私の記憶は以上です。何かの役に立てばいいのですが。
追記
今回の設定にあたり、以下のサイトも見たようなので、参考になるかもしれません。
CUPS+Samba for Canon MP360 on Debian(etch)
Debian -- etch の printconf パッケージに関する詳細 これも入れたかも
プリンタサーバ (LinkStation/玄箱をハックしよう)
はじめての自宅サーバー構築 ~ Fedora/CentOS ~ プリントサーバの構築(cups)
変更点
2008年2月16日 10時頃(および16時頃)
誤字修正の上、追記記載。