以下は、当サイトのシリーズ記事一覧へのリンクです。

涼宮ハルヒの憂鬱 無駄知識シリーズの記事一覧

NHK 受信料・受信契約に関する記事一覧

[NHK]

NHKと受信契約を締結している被災者が行うべき事 / 2011-05-01 (日)

本記事は、東日本大震災等の被災者の一助となることを願って公開します。
NHKがちゃんと周知していれば、私が書く必要もないような記事です。

この記事の要約

東日本大震災等で被災した放送受信契約者で以下の条件を満たす方は、NHKに放送受信契約の解約を届け出る必要があります。

  • 自宅・事業所等が被災したため、TVが壊れたりして使用できない状況の方。
  • 自宅・事業所等から避難しており、それらの場所のTVが使用できない状況の方。

届け出ると受信契約が解約されますので、NHK受信料を払わないこととなります。
ただし、既に仮設住宅などで自らTVを設置するなどした方、ワンセグ携帯などをお持ちで現在TV受信可能な状態である方は、受信契約の解約を届け出る必要はありません。
なお、NHKの示す受信料免除条件に合致する方は、申請して受信料免除を受けることになります。(申請無くとも住所等を基準に免除となるかもしれません。)

本文

NHKでは、東日本大震災等で被災した者に対して受信料免除を発表しています。

NHK受信料の窓口-東北地方太平洋沖地震および長野県北部の地震における放送受信料の免除についてに書かれている「免除の範囲と免除の期間」を以下に引用します。

  免除の範囲 免除の期間
(1) 災害救助法が適用された区域内(※)において半壊、半焼又は床上浸水以上の程度の被害を受けた建物の放送受信契約 平成23年3月から平成23年8月まで(6か月)
(2) 災害救助法が適用された区域内(※)において、災害対策基本法に基づく避難の勧告、指示または退去命令を継続して1か月以上受けている方の放送受信契約 平成23年3月から平成23年8月まで(6か月)
ただし、平成23年9月1日時点において、引き続き災害対策基本法に基づく避難の勧告、指示または退去命令を受けている場合は、その解除の日が属する月の翌月までとします。

(1)、(2)ともに該当する場合は、(2)となります。

(※)災害救助法が適用されている区域(3月25日現在)についてはこちら。今後、区域が追加された場合も免除の範囲に含めます。

次に、同じくNHKのサイトからNHK受信料の窓口-NHK放送受信契約・放送受信料についてのご案内に書かれている「放送受信契約の解約」を引用します。

放送受信契約の解約

廃棄、譲渡、故障などにより、放送受信契約の対象となるテレビがすべてなくなった場合は、NHKにご連絡ください。放送受信契約の解約手続きの対象となります。
すでに放送受信料をお支払いいただいている世帯に同居して生計を共にされる場合や、テレビを設置した住居に誰も居住しなくなる場合も同様です。

こうした場合以外は、放送受信契約の解約はできません。
放送受信機廃止届に記入・押印してご提出いただければ、放送受信契約の解約の手続きをいたします。受理にあたっては、記載内容を確認させていただくことがあります。
お届けのあった前月まで、放送受信料のお支払いが必要です。

被災した結果、自宅が倒壊・流失したり、そこまで至らなくともTVが故障する・アンテナが倒れるなどして使用可能なTVがない方もあろうかと思います。この場合に、TVとして使用可能なワンセグ携帯電話・車載TVなども持っていなければ「放送受信契約の対象となるテレビがすべてなくなった場合」に該当し、放送受信契約者は受信契約の解約をNHKに届け出る必要があります。
また、避難所などで過ごして自宅に帰れない被災者は、自宅のテレビが使用可能な状態であっても「テレビを設置した住居に誰も居住しなくなる場合」に当たり、他にTVとして使用可能なワンセグ携帯電話・車載TVなどもお持ちでない(または自宅に置き去りの状態にある)ならば、放送受信契約者は受信契約の解約をNHKに届け出る必要があります。

上記の根拠となる日本放送協会放送受信規約第9条は以下の通りです。

(放送受信契約の解約)

第9条 放送受信契約者が受信機を廃止することにより、放送受信契約を要しないこととなったときは、直ちに、その旨を放送局に届け出なければならない。
2 放送受信契約の解約の日は、前項の届け出があった日とする。ただし、非常災害により前項の届け出をすることができなかったものと認めるときは、当該非常災害の発生の日とすることがある。

日本放送協会放送受信規約第9条第2項に「非常災害により前項の届け出をすることができなかったものと認めるときは、当該非常災害の発生の日とすることがある」と書かれていることからわかるように、日本放送協会放送受信規約による受信契約では災害の被害により受信機が廃止されることは想定されています。また、この規定から東日本大震災等の災害の際は届け出が遅れても差し支えないと考えられていることがわかります。
しかし、NHKは今回の被害状況を知った上で、なお放送受信契約の解約についての案内を東日本大震災等の被災者に対して行っていないようです。

NHKとしては、放送受信契約者に対して受信契約の内容を周知することは重要なことであるとは思うのですが、少なくともネット上では被災者に対して解約についての案内をしていることは確認できませんでした。

最後に

条件を満たした場合に解約を届け出るのは、日本放送協会放送受信規約第9条による放送受信契約者の義務ですので、出来るだけ速やかにNHKに申請するようにしましょう。

[ このエントリへはツッコミ出来ません ]
この記事のリンク元 | 1 | 1 |

[日記/2011/April]

久々の更新 / 2011-04-16 (土)

お久しぶりです。

当初は3月12日頃にブログの更新を計画しており、それに備えて特定アニメによる秋葉原の侵略状況調査を敢行して(言い換えれば、出張先での仕事が昼に終わったので帰宅前に秋葉原をうろついて)いました。
キュゥべえの雄姿
2011年(平成23年)3月11日14時43分に秋葉原周辺の美容室の看板を写す。

ご覧の通り、秋葉原においてキュゥべえ(魔法少女まどか☆マギカ)の雄姿を確認できました。
このまま調査を敢行し、このネタでブログの記事を1回分作ろうと思っていたのですが……

2011年3月11日14時46分に発生した東北地方太平洋沖地震で、全ての予定が変更になりました。
秋葉原の路上をうろついている最中に地震の直撃を受けました。本震の後も、私の付近にはケガ人はいなかったようです。地震が収まると、多くの店が落ちた品を片づける必要等から閉店を決めたようで、お客さんが続々道に出てくることに。

地震後に閉店を決めたらしいメイド喫茶から帰るお客様に対して、「ご主人さま~。申し訳ありません~。」とあいさつしていたメイドさんはさすがと思いました。
今回わかったのは、メイドさんは地震が起きてもメイドさんだったことですね。

その後、新幹線が止まって自宅へ帰れなくなった私は、秋葉原近くのカプセルホテルで1泊してから帰ることができました。

4月になり

4月に入るとそろそろ更新しようと思ったのですが、私的にちょっと忙しくなったこともあり、今週土日まで放置することになりました。
なお、今回はサーバ移転をしてみました。今までロリポップだったのですが、従来の「ロリポプラン(月額263円~)」から「コロリポプラン(月額105円)」へのプラン変更が出来ず、「コロリポプラン」を使うには新規扱いで初期登録費用(1575円)が再度必要になる事から、ロリポップに見切りをつけて別の会社にしました。アドレス(URL)に変更はありません。詳細は、落ち着いたら何か記事にするかも。
DNSサーバの設定変更が浸透するまで数日かかる場合もありますが、新設定が浸透していない場合は旧サーバのデータ(まだ契約中でデータは残っている)が見えるはずです。

ちなみに、本記事は新サーバにアップしているので、この記事がどこからでも見えるようになれば、サーバの移転が成功したことになります。

さいごに

このたびの地震で亡くなった方へお悔やみを申し上げると共に、被災者の皆様にお見舞い申し上げます。


[日記/2011/February]

「なぜ大手メディアは報じないのだろう?」まとめ? / 2011-02-19 (土)

それは、このつぶやきから始まった。

中島麻美さんの twitter より

なんでも文末に「大手メディアはなぜ報じないのだろう?」とつけるといきなり社会派なツイートになる運動を実施しています。ハッシュタグつけました。なぜこの運動を大手マスコミは報じないのだ? メディアの怠慢は深刻なところまできている #nazemedia
2/12 午後 5:44 webから

てな訳で、「なんでも」「いきなり社会派なツイートになる」との表記から理解して頂けるとは思いますが、どちらかと言えば社会派ではない記載の文末に「大手メディアはなぜ報じないのだろう?」との趣旨の記載と「#nazemedia」のハッシュタグをつけて社会派なツイートに見せかけようとする運動(要するには「お遊び」)であるわけですね。

「#nazemedia」のハッシュタグをつけられたツイートのうち、面白いものは「なぜ大手メディアは報じないのだろう」 #nazemedia 個人的セレクトにまとめられています。
上記以外にも、

科野前たーくさんの twitter より

巴マミさんは人々のために魔女と闘いその命を落としたというのに、なぜ大手メディアはその事実を伝えようとしないのだろうか。 #nazemedia
2/12 午後 11:52 jigtwiから

のように、今放映中のアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」を知っている人ならわかるネタなどが流れていました。

さて、こんな訳で「#nazemedia」のハッシュタグは「お遊び」として使用されてはじめたわけですが、そのうち、真面目に「大手メディアはなぜ報じないのだろう?」と各人が思っている内容もツイートされるようになってきました。
内容としては「もっとも」なものもから「陰謀論」まで様々でしたが、「お遊び」としての「#nazemedia」とは相容れない内容には違いありません。

そのような中で、2月17日には、産経新聞で「なぜ大手メディアは報じないのだろう」との題で取り上げられました。後半の記載が「#nazemedia」の件を指すものと思います。

msn産経ニュース 【今週のネット語】「なぜ大手メディアは報じないのだろう」

自分の関心事をマスコミが報じないと憤るユーザーの決まり文句。文末につけることで、社会派的な発言にする遊びがツイッターで展開中
2011.2.17 07:50

とは言え、上記報道時点では真面目に「大手メディアはなぜ報じないのだろう?」と各人が思っている内容の方がよくツイートされているのが現状で、逆に「遊び」という部分に違和感を持っている方もいらしたようです。

個人的には、上記のいわれからして「#nazemedia」のハッシュタグでまじめなネタは野暮とは思うのですが……真面目に「大手メディアはなぜ報じないのだろう?」と各人が思っている内容を流すのに適切なハッシュタグが今まで無かった(のでしょう)から、やむを得ないと言えばやむを得ない流れなのかも知れませんね。

おまけ

もし、私が「#nazemedia」のハッシュタグでまじめなネタを流すのならば、
「ケーブルテレビ受信者はNHKと受信契約を締結する必要はなく、逆に受信契約を解約する義務がある。大手メディア・特に広告がないのでスポンサーから独立して放送内容を決定できるNHKはなぜこのような重要なことを報じないのだろう?」
ですよねぇ。
なお、本日時点では平成二十二年法律第六十五号の受信契約に関する改正部分は施行されていないので、ケーブルテレビ受信者はNHKと受信契約を締結する必要はありません。

[ このエントリへはツッコミ出来ません ]
1: 通りすがり (2011/03/06 18:15)
こんにちは。
地裁でCATV契約者がNHKに負けてしまったようですね。
(CATVであっても受信機を廃止しないと契約を解除できないらしいです??)
控訴するようですが、高裁では逆転するでしょうか?
2: nonki (2011/03/06 18:40)
「負けた」判決がどの地裁のどの判決か、本人訴訟か弁護士つきか、どのような経緯かが気になりますね。
弁護士つきで負けたのならともかく、本人訴訟は訴訟のやり方が下手で負けることがありますからね。
3: 通りすがり (2011/03/06 20:52)
本人訴訟のようで、2chでも報告されていました。
CATVは放送法適用外のため契約の錯誤無効か解約の成立を主張したようですが、
「原告に対し契約解除を通告したというが、被告は現在ケーブルテレビ会社と契約し、受信機は保持していることを自認しており、契約は維持されている」
と却下されてしまったようです。
4: nonki (2011/03/06 22:42)
受信料裁判に挑む( http://blog.livedoor.jp/koumeiseidai/ )の方が行っている訴訟の件ですかね。
この方の書き込み内容から推測するに、弁護士をつけずに訴訟を継続して勝訴するのは困難と考えます。(例えば、「受信規約に定める受信機を設置したことがないので未だ受信契約は成立していない」などと主張すべきだが、そのような主張をしていない模様であるなど、不備と思われる点がある。)
勝つ気ならば、通常は「弁護士をつけて訴訟を行う」事をお勧めします(ただ、一審判決が出た後で体勢を立て直すのは、一審から弁護士の先生がいる場合より難しいとは思いますがね)。
5: 通りすがり (2011/03/07 21:42)
そのブログです。12/21の日記をみると、けっこう言うべきことは言っていると思うのですが、それでも弁護士つけないと負けちゃうんですね。
弁護士つけるとその費用だけで請求額を上回るだろうから、それも難しい。
裁判で勝てなければ、NHKに「CATV受信者は解約する義務がある」と認めさせることはできないし……。
現実は厳しいですね……。
6: nonki (2011/03/07 23:10)
12/21の日記は見た上で、上記の通り不十分な主張であると考えています。
本来であれば「○○と書けば勝てるよ」みたいな記事をうちのブログにでも書くなどして助言してあげたいのですが、一審が出た後のこの状況から挽回するのはかなり困難でして、残念ですが私の能力では無理と考えます。弁護士のお力を借りても勝訴できるかどうかは不明ですが、勝訴するには弁護士等の専門家のお力を借りる必要があると考えます。
私がもしこの方と個人的にお知り合いで、現時点で相談されたなら、費用的な問題もありますから『一回和解して過去の「受信料」を払った上で、TVを知人にあげるなどして受信機を廃止する。以後は受信契約を締結しない。』事をお勧めするでしょう。
7: 通りすがり (2011/03/07 23:31)
ちょっと長くなりますが、12/21の日記には以下のように書かれています。
・原告は、説明し理解の元契約したとするが被告はそれを否定し錯誤による契約の無効を訴える
・原告は、CATV加入者にも放送法32条が無線通信に限定されていないため契約義務に何の影響を与えないと主張するが、被告は放送法第2条1号の定義で、「放送とは、公衆によって直接受信されることを目的とする無線通信の送信を言う」と明記され、そしてCATV放送は無線通信ではなく有線放送であるため放送法32条はCATV加入者には当てはまらないと主張する
・またCATV加入者が受信設備とするテレビを設置していたとしても、CATV放送の視聴を目的とするのであって放送法32条の後述「ただし、放送の受信を目的としない受信設備はこの限りではない」にあてはまり放送法32条にはかからない
この主張と「受信規約に定める受信機を設置したことがないので未だ受信契約は成立していない」との違いがよく分からないです。
8: nonki (2011/03/08 00:29)
一度、日本放送協会放送受信規約を読んだ上で、以下記事をお読み頂ければよいかと思います。
http://nonki.ffvv.net/bbs/20100310222231.htm
http://nonki.ffvv.net/NHK/n200907302300.htm
つまり、お互いに納得して受信契約を締結していても、日本放送協会放送受信規約による受信契約は「受信機の設置の日に成立する」契約である以上、NHKは契約始期と主張するタイミングに受信機が設置されていたことを証明しなければならないはずです(両者が設置されていたことを認めている場合を除く)。
形式上契約したのであれば、受信規約も戦場となります。そこでも放送の定義を放送法からもってきて主張を展開することが出来るのですが、「受信料裁判に挑む」の方はそれを行っていた形跡が無く、それゆえ負けたのではないかと考えています。
9: 通りすがり (2011/03/08 22:36)
なるほど、少し理解できた気がします。説明ありがとうございました。
この記事のリンク元 | 1 |

[日記/2011/February]

「災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?」 / 2011-02-11 (金)

今日は建国記念の日ですが、特に関係ない話題です。
この前、「災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?」と被災者に聞いてみたページがすごい - リアリズムと防衛を学ぶを見ました。

私自身はと言えば……阪神大震災の前日を思い出してみます。

1995年1月16日は月曜日でしたが、前日が成人の日だったため振り替え休日で休みでした。
故に1月16日は朝起きてから家で過ごしていたのですが、昼頃に両親と一緒に尼崎市のスーパー銭湯に行くことになりました。スーパー銭湯へは車、それも阪神高速の神戸線を通って往復しました。
家に帰ってニュースを見ると、なにやら小さな地震が起きていたとのニュースを見ましたが、高速道路を走っていたからか特に地震があったことには気づきませんでした。

次の日である1995年1月17日には阪神大震災がありましたが、住んでいる地域が被害の少ない場所だったこと、家が新しく比較的丈夫などの理由から、当家で人的被害はなく、物的被害もたいしたことはありませんでした。

上記を踏まえて「災害の一日前に戻れるとしたら、何をしますか?」との質問ですが、震災発生が十数時間前なら尼崎の風呂屋に裸で閉じこめとか、阪神高速神戸線から車でダイブとかの結果になりかねなかった身としては、幸運に感謝しつつ「同じ事をする」と答えるのみなのですよ。


[rNoteメモ/2011]

カウンタのアイコンが増えました / 2011-01-18 (火)

久しぶりにカウンタのアイコンを増やしました。
今回増えたカウンタの画像は、くろばさんのサイト「前方不注意」で公開されている「けいおん!」、「らき☆すた」、「VOCALOID2/ボーカロイド(初音ミクなど)」のアクセスカウンター用画像です。

アクセスカウンター用画像を公開されているくろばさん、元来の著作権者の皆様に感謝します。

今までのアクセスカウンター用画像も含めて、ランダムで表示されるようにしています。何回かリロードしていると、今回追加したアクセスカウンター用画像を見ることが出来ると思います。