当サイト新年始まってはじめの記事となります。今年もよろしくです。
さて、当サイトのbookカテゴリ10冊目になる「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」は、富士見ファンタジア文庫の本です。
[ラノベ]メインヒロインのセリフに自主規制が入る「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」での紹介を見ておもしろそうだったので買ってきました。
あちこちのサイトで紹介されていたようで、そのためかネットの本屋さんでは在庫がないようです。
今現在のamazonで、中古本が1950円にはワラタ。文庫本なのに。
といいつつ、1/26(土)に車で30分以上かかる本屋まで行ってた人間が笑える筋合いはないか。
ちなみに、生徒会や学生自治会でまじめな記事を書いたことのある私が読んでいるからと言って、「主人公が生徒会規約を駆使して敵対する悪い役員を解任してハッピーエンド」といった堅い話ではありませんのでご安心ください。
どんな話?
各種パロディ・ネタで大笑いできる話です。ライトノベルとかアニメとかギャルゲとかその辺のネタを知っていると吉でしょう。
基本的におもしろい作品と思いますが、以下はちょっと気になったこと。
主人公には過去にちょっとした問題がありますし、女の子にも曰くありげな過去があるらしいのですが、パロディ・ネタで引っ張る本作ではそこまで作り込む必要はなかったような気はします。
まあ、本作のような作品の場合、「曰くありげな過去がある状態」そのものがネタ展開上便利なのかもしれませんがね。
タイトル: | 生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1 |
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著者: | 葵 せきな |
出版社: | 富士見書房 |
発売日: | 2008年1月 |
定価: | 560円(+税) |
ISBN-10: | 4829132523 |
ISBN-13: | 978-4829132524 |