今日の朝日新聞朝刊9面のWeekly教育に「共学、でも男女偏り」という記事があったのでそれについて少し感想とか。(地方によっては別の面に記事があったり、無かったりするかも知れません。)
通いたい学校を自由に選べる学校選択制が取られている東京都心では、小規模校などでクラスの男女比に大きな偏りが見られる場合があるようです。この記事で取り上げられている小学4年のクラスでは、女子十数人に男子が数人の男女比です。
公立小学校では男女共学が普通であり、男女比がほぼ等しいことを教育の前提としていることから、学校選択制の問題点とも言えそうです。
しかし、この記事のクラスでは、他の小学校の同学年で逆に男子が多いクラスとの交流企画を実施して、男女比がほぼ同数の環境を体験させているようで、児童や保護者からも好評とのことです。
このような交流行事を増やしていくことで他学校の交流もできるなど、考えようによってはこれもいいのかも知れません。
なお、このクラスには、自称が「ボク」の女子が一定数おり、先生が理由を聞いても「使ってみたいから」とのことです。
「ボク」と言う女子の数に男子の数を足すとちょうど半分になるとのことで、担任の先生は男女比の偏りも関係していると見ているようです。
学校選択制は、実際の世界にはあまりいないと言われるボク少女を育成する効果があるのでしょうか?
<注意>
学校選択制は、子供の教育に関わる非常に大きな問題です。
少なくとも、ボク少女が増えるからとか言う理由で学校選択制を推進、または排斥しようとするのは止めましょう。