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[政治とか/2010]

改憲派は小沢一郎の総理大臣への就任を希望するべき? / 2010-08-29 (日)

2010年9月の民主党党首選挙は、党首になって3ヶ月の菅直人首相と小沢一郎前幹事長の一騎打ちになるようです。
検察審査会で再度起訴相当が出て強制起訴される可能性があることもあり、マスコミ的には小沢一郎は評判悪いのですが、ここでは日本国の将来のためを考えてあえて捨て石になる覚悟であるとして小沢一郎を擁護してみましょう。

そもそも、小沢一郎が思想的にどのような立ち位置であったかを考えればいいのです。最近でこそ民主党の中にいることから余り見えていませんが、小沢一郎の政策の中に「憲法改正」というものがあったことをみなさんは思い出されるでしょうか。自由党党首だった1999年には文藝春秋で「日本国憲法改正試案」を公開しています。【文藝春秋 1999年9月特別号 所収 「日本国憲法改正試案」小沢一郎(小沢一郎ウェブサイトより)

上記のことと、小沢一郎の今の立場を考えてみましょう。現在は、検察審査会で再度起訴相当が出て強制起訴される可能性があります。しかし、小沢一郎が検察審査会の結論が出る前に首相になった場合は、憲法75条の規定(国務大臣は、その在任中、内閣総理大臣の同意がなければ、訴追されない。但し、これがため、訴追の権利は、害されない。)により首相在任中に起訴することは困難と見られています。
これは「起訴逃れのために党首選挙へ立候補した」と見られていますが、ここは従前の小沢一郎の立場をあわせ考えると、「日本国憲法に明らかに改正すべき点がある」事を身をもって示すために立候補したと考えるべきでしょう。
その目的を達成するには、小沢一郎は首相就任後、検察審査会で再度起訴相当が出て強制起訴される事態に至っても訴追に対する同意をしなければいいのです。できれば何も説明せずただ同意せず、憲法を変えてでも起訴すべきと世論が沸騰するまで手を打たないことが求められます。

まとめ

  1. 小沢一郎の民主党党首(事実上は首相)への立候補は、憲法改正を行うための手段である。
  2. その目的達成のためには、できれば検察審査会には起訴相当の議決をして欲しい。
  3. 検察審査会が起訴相当の議決をした場合には「憲法75条の規定により起訴されない」と堂々と国会答弁を含むあらゆるところで強調する。
  4. 社民党・共産党への国会答弁では「憲法上認められた権利を行使しているに過ぎない、異論があるのなら憲法を変えるべきである」と挑発するべき。自民党は憲法改正に賛成する人も多いので、別に挑発する必要はない。
  5. 後は世論が「憲法を変えてでも起訴すべき」と沸騰するまで、あらゆる権謀術策を使っても首相を続ける。

いや、あんまり本気になってもらっても困る記事なんだけど。思いついたからちょっと書いてみました。

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1: nonki (2010/09/04 23:03)
首相になった後に検察審査会の決定で強制起訴される場合は、首相になっていても起訴することに同意すると表明したらしい。
まあ普通に考えればそう言うか。
(さらに言えば、そのような立場にある人が総理大臣に選出されるであろう民主党党首に立候補するのかという観点もあり得るでしょうが、その観点を書き出すとこのコメント欄に収まらないでしょうから書きません。)

[政治とか/2010]

第22回参議院議員通常選挙終了 / 2010-07-11 (日)

当サイトでは、選挙は大事だよ~とかの記事から「政治とか」カテゴリが始まっています。ブログ始めてから数日後、第20回参議院議員通常選挙(2004年7月11日)の数日前に書いた記事ですね。
あれから6年たちましたので、前回選んだ人が政治家として託しただけのことをしていたかを思い起こしつつ選びたかったのですが……

前回投票した人忘れた。(おい)

仕方ないので、それはそれでどなたに投票するかを決めた上で期日前投票しました。今回はしっかりと覚えておくことにしよう。

選挙権をお持ちのみなさんは、6年前の投票・その他過去に行った投票、もしその方が当選されていた場合はその方が国会でどのような投票・討議等をされたかなどを思い起こしつつ参議院選挙の投票に向かってください……
と書いていると、もうすぐ午後8時で投票終了ですね。

さて、どんな選挙結果が出ているのでしょうか。


[政治とか/2010]

鳩山首相昇天 / 2010-06-02 (水)

鳩山首相がとうとう昇天されました。南無~。

というか、社民党ごとき(失礼!)で辞任とか面白すぎる。どうせなら、小沢幹事長と一緒に辞任するぐらいで諦めることなく、衆議院を解散しても居座るぐらいの図太さを見せて欲しかった。

って、2007/09/12の安倍首相昇天とか、2008/09/01の福田首相昇天とか、2009/05/11の小沢民主党党首昇天と似たようなフォーマットで書いているのは、もはや恒例のネタです。こんなのが恒例なのもどうかとは思うのですが。
なお、麻生さんがこの中にいないのは、選挙の結果が理由で辞職したからです。

もうすぐ参議院の選挙もありますが、本当にこれからどうなるのでしょうかね。

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1: nonki (2010/06/05 23:13)
「ハトミミ.com」(政府の方)が単なる「国民の声」になっている。でもURLは http://www.cao.go.jp/sasshin/hatomimi/ のまま。
正直「ハトミミ.com」のことは、ブログの過去記事( http://nonki.ffvv.net/diary/2010/02/d201002281945.htm )を見るまで忘れていた。

[政治とか/2010]

三橋貴明氏の講演会に顔を出してみた / 2010-04-16 (金)

今日はそもそも私用があったため、丸一日休みを取っていました。午前中に私用が済んだため、午後は最近注目している作家・経済評論家の三橋貴明氏の講演会に顔を出してみました。なお、三橋氏は2010年7月の参議院議員選挙に比例代表で自民党から立候補する予定の方です。今回の講演会もそのような動きの中に位置づけられるイベントでしょう。

私が顔を出した講演会は『マスコミに騙されてはいけない!日本経済の真の実力』との内容で行われ、入場無料・一般の方も入場可ということでした。開場時間の10分ぐらい前に会場に着くと、既に入室可能であり、入り口で住所・氏名を記載した後に、パンフレットをいただいて会場に入りました。
少しすると三橋貴明氏ご本人が名刺を講演会に来た人の一人一人に配りながら握手して回っているではありませんか。おかげさまで私も握手していただきました。三橋氏の出版物をお持ちの方はサインをして頂いたり、あと三橋氏と一緒に写真を写していた方も数名いらっしゃいました。
そのうち時間の都合で三橋氏は一端奥に引っ込みました。会場には若い人もいますが中年の方も一定数いらっしゃいます。旧来からの自民党の支持層の方もいらっしゃっているのでしょうね。

開場が大阪なので、大阪の参議院選挙区の北側先生が始めの挨拶をしておりました。「講演会の席をインターネットの募集だけで満席にするのはすごいですねぇ(要旨)」のような挨拶をしていたと記憶しています。

それから後は、三橋氏の講演会です。まあ、ブログ・著作で既に三橋氏の記事に触れている方からすると目新しいといった内容はそう無かったはずですが、それをまとめてご本人から聞くのは貴重な機会ですよね。(目新しい内容はあまり無いと言っても、無料でしている講演会で次の著作のネタはしゃべれませんよね。)
さて、講演会が終わったら質疑の時間です。多数の方が質問しようと挙手なさいましたが、時間の都合もあり、一人一問で3人が質問なさいました。

質疑内容

質問内容は概ね以下のような感じ。
1.政治家になった際のマスコミ報道に対する対応はどのように考えるか
2.日本が好きなのはなぜか
3.政府支出を増やすことは将来好景気になった際に足かせとなるのではないか

1の質問は、「マスコミの報道に偏りがあるが、政治家になった暁にBPOに変わる新たな組織を作って、審査結果を国民に直接知らせるために必要な手段をとったりするつもりはあるか」と言った内容だったと記憶しています。
三橋氏の回答は「少なくともすぐに自民党が与党になることは考えづらく、そう言う意味では政治家になってすぐに打つ手は無い。マスコミの報道に偏りがあるのはたしかだが、政治家がマスコミに色々言われると選挙に落ちるとして言わなくなることに問題がある。これは政治家を専業の職業としており、落選したら無職になる状況に問題があるから、私みたいなマスコミに何を言われても気にしなくてすむ者が色々言っていくことには意味があるのではないか。将来的にはBPOに変わるようなものを3条委員会として設置するのもいいアイディアかもしれない。」と言っていたかな?

2の質問は、「パンフレットに日本が好きですと書いてあるが、今の講演会の内容を聞いてもマスコミに問題があったりと必ずしもいいものばかりではない。そんな中で日本が好きなのはどんなところか」と言った内容だったと記憶しています。
三橋氏の回答は「日本人は平均的に知能が高い。そのような日本・日本人が好きだ。ヨーロッパ等のようにエリート中心の社会でもない。まあ実は平均的に知能が高いようになる環境に貢献したのは、新聞などのマスコミのおかげもあるんですけれどね。」と言った内容だったはずです。

3の質問は、(今日の講演内容が、不景気時は政府支出を増やし、好景気時には政府支出を減らすべしと言った内容だったことを受け)「公務員を増やすのは不景気時の政府支出を増やすためにはよいかもしれないが、好景気になったときには公務員は首を切れないため政府支出を減らす邪魔となるのではないか」と言った内容です。
三橋氏の回答は「私が現在増やそうと提唱しているのは公務員ではなく公共投資。公務員と違って民間企業に発注するのだから好景気時に発注を減らすのは公務員の首切りより簡単なはず。そもそも公共投資そのものに善悪はなく、それで利権をむさぼる人が出てくることが問題である。」と言った内容だったと記憶しています。

感想

講演会参加者がどこまで三橋氏の主張を知っているかによるのですが、例えば私は三橋氏の主張をある程度は知っているのですが、そのためか途中から中だるみ感があったのは事実です。
個人的感想のみを言うならば、講演会そのものはもうちょっと短くまとめて後の質疑時間をもう少し取っていただけると、三橋氏の人となりも含めて色々伝わってくることもあるのかなぁとは思います。

ただ、そうすると一定数来ているはずの自民党の旧来からの支持層の方など、三橋氏の主張を初めて聞く方に短い時間で講演内容を理解していただくかと言った問題も出てくるでしょう。今日はなかったですが、講演内容を数枚でまとめたようなチラシを含めるのもいいかもしれませんね。

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1: バク一郎 (2010/04/18 09:33)
三橋貴明後援会大阪支部のバク一郎と申します。
講演会へのご参加ありがとうございました。またブログで発信いただきありがとうございます。
感想として貴重なご意見をいただきました。今後の活動の参考にさせていただきます。

後援会といいながら、ほとんどのメンバーは個人的に三橋を応援したいと集まった素人で、4月16日の講演会で初めて顔を合わせたような状況です。
運営に至らぬところもあったとは思いますが、ご容赦ください。今後ともよろしくお願い申し上げます。
2: nonki (2010/04/18 17:10)
バク一郎さん。ようこそいらっしゃいました。
上記には質疑時間をもっと取るように書きましたが、よく考えれば何人来るかもわからない平日昼間の(確か初)講演会で質疑時間を延々取るのはバクチの打ちすぎですよねw
万一質問がなければ気詰まりな沈黙が支配するでしょうからね。今回で質疑希望者が多数いるのはわかったと思うので、今後については色々考えられると思います。
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