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NHK 受信料・受信契約に関する記事一覧

[book/novels]

生徒会の一存 / 2008-01-30 (水)

当サイト新年始まってはじめの記事となります。今年もよろしくです。

さて、当サイトのbookカテゴリ10冊目になる「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」は、富士見ファンタジア文庫の本です。
[ラノベ]メインヒロインのセリフに自主規制が入る「生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1」での紹介を見ておもしろそうだったので買ってきました。

あちこちのサイトで紹介されていたようで、そのためかネットの本屋さんでは在庫がないようです。
今現在のamazonで、中古本が1950円にはワラタ。文庫本なのに。

といいつつ、1/26(土)に車で30分以上かかる本屋まで行ってた人間が笑える筋合いはないか。

ちなみに、生徒会や学生自治会でまじめな記事を書いたことのある私が読んでいるからと言って、「主人公が生徒会規約を駆使して敵対する悪い役員を解任してハッピーエンド」といった堅い話ではありませんのでご安心ください。

どんな話?

各種パロディ・ネタで大笑いできる話です。ライトノベルとかアニメとかギャルゲとかその辺のネタを知っていると吉でしょう。

基本的におもしろい作品と思いますが、以下はちょっと気になったこと。
主人公には過去にちょっとした問題がありますし、女の子にも曰くありげな過去があるらしいのですが、パロディ・ネタで引っ張る本作ではそこまで作り込む必要はなかったような気はします。
まあ、本作のような作品の場合、「曰くありげな過去がある状態」そのものがネタ展開上便利なのかもしれませんがね。


タイトル: 生徒会の一存 碧陽学園生徒会議事録1
著者: 葵 せきな
出版社: 富士見書房
発売日: 2008年1月
定価: 560円(+税)
ISBN-10: 4829132523
ISBN-13: 978-4829132524
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[book/放送・有線放送]

NHK問題 / 2007-11-10 (土)

bookカテゴリは、本を読んで簡単なメモを書いていくだけのカテゴリです。
そのbookカテゴリ9冊目となる「NHK問題」は、新書でありながら内容は盛りだくさんな本です。

4章までで、今までの放送の歴史を振り返りつつ、公共性について色々な角度から論じています。
5章では民営化への反論をしています。6章では受信料不払い罰則化へ反論しつつ、どのような公共放送を目指すべきかについて記載しています。

4章にて、ラジオの共同聴取についてふれられていたのは、有線放送に興味を持つ私にとって、大いに参考になりました。

再読する必要は?

私にとって、NHKや放送の公共性について議論する際に、読み直した方がよい本ではないかと思います。


タイトル: NHK問題
著者: 武田 徹
出版社: 筑摩書房
発売日: 2006年12月
定価: 740円(+税)
ISBN-10: 4480063366
ISBN-13: 978-4480063366
目次: はじめに
第1章 「健やか」な日本のラジオ体操―共同性と公共性
第2章 電波監理委員会とウソの効用―組織と公共性
第3章 三木鶏郎と風刺のワナ―アイロニーと公共性
第4章 デジタル放送は何を変えるか―技術の公共性
第5章 何のための受信料制度か―民営化と公共性
第6章 「非国民」のための公共放送論―支配されず、支配しない公共性へ
おわりに

[book/放送・有線放送]

視聴者が動いた 巨大NHKがなくなる / 2007-11-09 (金)

bookカテゴリ8冊目の「視聴者が動いた 巨大NHKがなくなる」は、不祥事等でNHKが揺れた2005年に出版された本です。

NHKは2007年現在も存在するので、ちょっと大げさな題名をつけた感もありますが、NHKの問題点とその解決案を書いた本です。
問題点として色々取り上げられていますが、若い視聴者がNHKから消えていることを指摘している点は、(以前から指摘されているような気もしますが)類書になかったのではないかと思います。

再読する必要は?

私にとって、現在のところ再読する必要はありません。


タイトル: 視聴者が動いた 巨大NHKがなくなる
著者: 田原 茂行
出版社: 草思社
発売日: 2005年9月
定価: 1600円(+税)
ISBN-10: 4250850439
ISBN-13: 978-4250850431
目次: 序 章 視聴者が動いた
第1章 NHKはなぜ聖域の怪物となったのか
第2章 放送制度はなぜ穴だらけなのか
第3章 NHKにはなぜ金がたっぷりあったのか
第4章 NHKはなぜ権力となったのか
第5章 若い視聴者がなぜNHKから消えたのか
第6章 視聴者の出番!NHK改造計画

[book/放送・有線放送]

NHK受信料を考える / 2007-11-08 (木)

bookカテゴリ7冊目の「NHK受信料を考える」は、1985年に出版された本で、当時の受信料に関する考え方や問題点が指摘されています。

この本を見ると、現在NHKの問題点として指摘されている点の多くが、20年以上前から指摘されていることがわかります。

また、視聴者の参加を保証するために、視聴者代表からなる<放送民会>を設けること、それが収支予算、事業計画などを審議することを提案していますが、1980年代から現在まで特に制度変更がなかったことはみなさんご存じの通りです。

再読する必要は?

私にとって、現在のところ再読する必要はありません。


タイトル: NHK受信料を考える
著者: 稲葉 三千男
出版社: 青木書店
発売日: 1985年11月
定価: 1200円(+税)
ISBN-10: 4250850439
ISBN-13: 978-4250850431
目次: 第1章 複雑難解なNHK受信料の基本性格
第2章 同様に複雑難解なNHKの基本性格
第3章 電波3法の意義と放送法上のNHK
第4章 戦前の聴取料と戦後NHKの受信料
第5章 NHK支払い・不払いの現実と理論
第6章 ニューメディア時代のNHK受信料
第7章 受信料制度を中心にNHKへの提案
あとがき

[book/放送・有線放送]

徹底検証!NHKの真相 / 2007-11-07 (水)

bookカテゴリ6冊目の「徹底検証!NHKの真相―大手メディアが報じなかった“伏魔殿”の正体!」は、現在のNHKの問題点が色々な角度から指摘されています。

10人を超える執筆陣がそれぞれの立場から記載しているので、全体的に特定の立場や思想に偏らない構成となっています。
最近のNHKの問題点がよくまとまっているのがよいと思います。

再読する必要は?

私にとって、現在のところ再読する必要はありません。


タイトル: 徹底検証!NHKの真相―大手メディアが報じなかった“伏魔殿”の正体!
著者: イースト・プレス特別取材班 (編集)
出版社: イースト・プレス
発売日: 2005年04月
定価: 1200円(+税)
ISBN-10: 4872575504
ISBN-13: 978-4872575507
目次: INTRODUCTION 受信料支払い拒否・保留、七〇万件突破!マスコミ業界最大のタブー・NHKが放つ「不快感」の正体!
PROLOGUE 緊急巻頭インタビュー NHK現役記者―海老沢会長辞任では終わらない!内側から見たNHK「組織腐敗」の真実
1 激震!NHKの何が問題なのか?―“不信感”は、なぜ消えないのか?
2 検証!NHK報道―「公正中立」は、本当に守られているのか?
3 解剖!NHK利権の真相―「みなさまの受信料」で私腹を肥やす錬金術
4 NHKに生きてきた―職員たちの人間模様から見た「NHKの昨日、今日、明日」
EPILOGUE 緊急巻末インタビュー 田原総一朗―NHKは誰のものか?