ちょっと検索していると、面白い記事を見つけました。
平井和正総合ファンクラブとして、過去に「はるまげ団」なる団体があったそうです。ファンクラブとしての活動は結成から半年で実質停止するものの、1988年に平井和正が「地球樹の女神」の執筆を開始すると、1988年7月から1991年12月にかけて「地球樹の女神」専門誌「フィロデンドロン教授の憂鬱」を発行したそうです。(平井和正ファンクラブの歴史 - 総合ファンクラブによる。)
地球樹の女神は私の好きな作品ですので、ファンがその作品について語ったという「フィロデンドロン教授の憂鬱」も一度見てみたいですね。
って、軽く流そうとしたがちょっとマテ。「フィロデンドロン教授の憂鬱」って、「三秒くらいしか考えていない題名」[*1]である涼宮ハルヒの憂鬱になにやら似ていますが、何か関係あるのでしょうか?
谷川流の涼宮ハルヒシリーズには、平井和正の幻魔大戦に影響されたと思われる設定・人の配置などがあります。(詳しくは当サイト内のわたし的 涼宮ハルヒの解題に記載。)
このようなことから、「はるまげ団」の作った「フィロデンドロン教授の憂鬱」のことを知っていた上で、3秒で「涼宮ハルヒの憂鬱」の名称を考えたのかも知れません。
アニメ版に至っては、「SOS団」[*2]の作った「涼宮ハルヒの憂鬱」ですからね。
まあ、「よく似た名前だね」の域を出ていない話でした。
[*1] 谷川流センセイは、涼宮ハルヒの溜息のあとがきに「『涼宮ハルヒの憂鬱』なんていう三秒くらいしか考えていない題名をつけて」云々と書いています。
[*2] 「製作:SOS団」とされており、製作委員会の名前がSOS団であると思われる。