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[日記/2005/January]

台湾の李登輝前総統帰国 / 2005-01-03 (月)

日本に「家族での観光旅行」で来られていた台湾の李登輝前総統が、2005年1月2日に台湾へ帰国されました。
李登輝前総統が日本に滞在している間、各地で台湾出身者が出迎えたという記事(読売新聞の李登輝前総統が離日、「旅行中のもてなし」に謝意など)がありました。
産経新聞の記事(李登輝氏、司馬遼太郎氏の墓前であいさつ 日本訪問終える)によれば、各地で台湾出身者および日本人が出迎えしていたようで、JR関西空港駅にて日の丸が振られる中、笑顔を返されている李登輝前総統の写真があります。

日本の多くの報道では、出迎えした在日華僑がいたと伝えていても日本人がいることは書かれておらず、関西空港での出迎えの様子を写真・映像などで流さないなど、日本人で出迎えを行った者が存在しなかったような報道となっていました。
ちなみに台湾の中央通訊社の記事(李登輝結束日本之旅司馬遼太郎墓前發表感言:本文も繁体字中国語にて記載)によれば、李登輝前総統は関西空港では約五・六百名の日本人や台湾出身者による旗を振るなどの歓迎を受け、蛍の光の大合唱があったとのことです。

マスコミが情報を捏造することはあまりありませんが、特定の情報を報道しないことはあります。最近の有名なところでは、NHKが海老沢会長の証人喚問を放送しなかった例もあります。
マスコミの報道を鵜呑みにすることなく、各人は各社の報道傾向をふまえた上で、情報の取捨選択を行っていかなければならないようです。


話は変わりますが、日本にいわれのある国家元首としては、台湾の李登輝前総統の他にペルーのフジモリ元大統領などがいました。(前職・元職の表記は、インターネットで一般的に使われている表記に準じています。)
李登輝前総統とフジモリ元大統領が現職でなくなった後に、両氏の政治家としての引き際とその結果から、共著で「政治家の引き際」と言う著作を書けば売れるのではないかと考えたことを覚えています。

「政治家の引き際」と言えば、中曽根元総理大臣の衆議院議員としての引き際も微妙でした。せっかくなので、元の地盤の一部にいる福田官房長官(当時)と小選挙区で一騎打ちしてから引退してほしかったですね。
さすがに、同じく元の地盤の一部にいる小渕優子と小選挙区で一騎打ちするのは、勝っても負けても惨めなのでしなくていいと思ってましたが。