全国各地で発覚している履修漏れ事件ですが、既卒者にも対応必要 未履修問題で塩崎長官などのように、必修科目を履修せずに卒業した人に対しても何らかの措置を検討するとのことです。
私は、履修漏れの件が報道されて以降、どうにも身動きがつかなくなった場合の最後の逃げ道は、「履修状況に関係なく、3月31日に校長がとにかく卒業関係の書類に判をついてしまうこと」になるだろう考えていました。
なぜなら、とりあえず卒業手続きをして4月に入ってしまえば、昨年度までに履修漏れのまま卒業した人と同じ条件になるからです。履修漏れのままの既卒者に対して現在何も言わないのであれば、来年3月に履修漏れのまま卒業した人にもやはり何も言えなくなるでしょうからね。
未履修発覚の茨城県立佐竹高校長が自殺と報じられているように、自殺した校長がいるぐらいですから、このまま有効な対策を打たなければ、履修漏れがあるまま卒業手続きを行う校長も出てくるに違いありません。当然、このようなことをした校長は懲戒処分の対象になるでしょうが、死ぬ気であれば何でもできますからね。
まあ、現在のところ、実際に何らかの措置が履修漏れの卒業生に行われるかは不明ですが、既卒者への対応を言い出したのには、今年度も履修漏れがあるにもかかわらず各地の校長が死ぬ気で卒業手続きを進めてしまうことを防ごうとする考えがあるのではないでしょうか。
注意
上記に書いた方法が望ましいと言っているわけではないですョ。念のため。
あと、この文は「昨年度までは行っていたのだから、今年度についても開き直って行えば止めれないのではないか?」という感覚をそのまま文章として書いただけのものです。
免責
教育法制に関しては、私は全くの素人ですし、調査などもしていません。
本記事の記述を信じた結果として、何らかの不都合があった場合でも責任は負いかねます。