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[日記/2009/May]

ピースボートの言行不一致ぶりにワラタ / 2009-05-17 (日)

ちょっち古いネタですが、

「反対…でも守って」海自がピースボートを護衛(2009年5月14日産経新聞)

ピースボートは海賊対策での海上自衛隊派遣に反対している団体ですが、そのピースボートの船旅の旅客船が海上自衛隊が護衛する船団にはいることが決まったとのことです。ピースボートではなく、船旅の企画運営会社が護衛を依頼したと言うのですが。

せっかくの機会ですから、まずは船旅の参加者、次に船旅の企画運営会社、最後にソマリア沖の海賊をお得意の言論で説得して、海上自衛隊の護衛なしに安全に航行する姿を見せていただければ、私も無防備派に転向したかもしれないのに。

でも、地元の住人を説得したと称して、ソマリア沖の住人「有志」に「密着警備」をしてもらい、密着警備に対する対価としての「お金」を払って安全に航行するという斜め上をしてくれたかもしれませんね。これはこれで他人事としてなら見てみたかった気もします。もちろん、この方法で安全に航海する気なら、海賊をしている人にお金を払って航海することになりますが。
念のため言っておきますが、この場合は無防備派には転向しませんよ。事前に脅し取られているに等しいですからね。

と言いつつピースボートの船旅に関する状況について調べてみると、何回か前の航海では船を航海途中で修理したとか、船長が4回交代したとかあまりいい話を聞かないですね。
自己の主張を完遂するために海上自衛隊に護衛を頼まなくても良い航路に変更したり、ソマリア沖の住人「有志」に「密着警備」の「対価」を払うより、海上自衛隊に護衛を依頼した方が安上がりという非常にドライな判断をされたような印象はあります。
まあ、そのかわりに世間からの失笑を買ったような気はしますが。