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涼宮ハルヒの憂鬱 無駄知識シリーズの記事一覧

NHK 受信料・受信契約に関する記事一覧

[日記/2009/May]

涼宮ハルヒの憂鬱 - 無駄知識その2 / 2009-05-31 (日)

さて、本記事は、涼宮ハルヒの憂鬱に関する無駄かもしれない知識を書き連ねていくコーナーです。必ずしも作品その物の内容ではないところや、作者の谷川流氏が小説を書く際に脳裏をかすめたかもしれないようなことを無駄に掘り下げて行くのが本シリーズの目的となります。

なお、涼宮ハルヒ無駄知識シリーズの一覧は、「涼宮ハルヒの憂鬱 - 無駄知識シリーズの記事一覧」をクリックしてください。

さて、今日は前に書いた涼宮ハルヒの憂鬱 - 無駄知識その1で記載の光陽園駅前公園の続きを書くところから始めましょう。

光陽園駅前公園続き

光陽園駅前公園のモデルとなったかも知れない「A公園」とは、「磯田公園」でした。([雑記]その公園は「磯田公園」と呼ばれていたによる。)さすが正しい表記がわかれば、西宮市議会の議事録でも検索に引っかかります。
西宮市議会の議事録によれば、土地を借りて磯田公園としていたが、期限が来たときに借り続けることも買うこともできなかったので遊具を撤去して土地を所有者に返したことがわかります。

[雑記]その公園は「磯田公園」と呼ばれていたのコメントで、ぎをらむさんが「近くにあった邸宅」が鶴屋邸(涼宮ハルヒシリーズ)や逆瀬川家(電撃!! イージス5)のアイデアの一部ではないかとの話をされていますが、同じく谷川流著作の 絶望系 閉じられた世界 に出てくる確か烏衣邸の邸宅ぶりの描写にもこの邸宅が反映されている可能性があるような気はします。(お手伝いさんの家が近所にあるなど。)
まあ、私自身が 絶望系 閉じられた世界 を数回しか読んでいないのでうろ覚えですが。

涼宮ハルヒの憂鬱のカバー?

涼宮ハルヒの憂鬱の新刊ってどれ?では、2chのアニメ板から取ってきた新刊カバー??が5つほどアップされています。

最後の「ながとと!5」がどんな作品なのか是非見てみたいと思いますがそれはそれとして、一番上のなぜか早川書房になっている「涼宮ハルヒの憂鬱」のカバーは、2ch等の掲示板でたまに貼られているやつです。

これは向こうの1023の人が

一番上は、角川文庫版「幻魔大戦」、加藤直之イラスト版の改変っぽい。

と言っているのが正解です。当家にある本を確認したところ、角川文庫版「幻魔大戦13 魔王の誕生」で1981年10月10日発行の初版でこのカバーの改変前のものが使用されていることが確認できました。(なお、違う版では別の方の描いたカバーを使っている場合もあると記憶しています。)
改変前の絵は幻魔大戦の井沢郁江か久保陽子だと思います。今のライトノベルと違ってキャラごとに一目見てわかるような特徴をつけたりはしませんので、この絵を一目見てわかる女子高生であること以外は書籍の内容で判断する以外ありません(でもよくわからない)。なお、改変後は明らかに涼宮ハルヒです。

ちなみに「幻魔大戦13 魔王の誕生」の内容ですが、本に記載のあらすじによると、

GENKEN事務所に屈強な四人の男が入ってきた。鋭い目付きや黒背広の彼らは一目でヤクザとわかる。ひときわ貫禄のある男が、会長のじょうに会いたいと申し出た。以前、郁江いくえ高鳥たかとりに痛めつけられた手下のことで因縁をつけに来たのだ。男は、素直に応じなければ会の醜聞スキャンダルにして外部に流すとおどし始めた。受付の女性たちはおびえきって満足に応待できない。

その時、執務室から郁江が出てきた。彼女は、その場の様子を一瞬のうちに察知すると、「先生には後で説明するわ」と言い残し、外に待機する彼らの車に平然と乗り込んだ……。

組織の存亡にかかわる危機を丈はどう乗り切るのか? 好評のシリーズ第13弾!

なお、上記の郁江が言う「先生」は、GENKEN会長の東丈あずまじょうのことです。

スキャンダルで脅す……。
どっかで聞いたことのある展開なのですが。えっと、たぶんこんな感じ?

SOS団に数名の男子生徒たちがやってきた。先祖代々成仏に失敗した背後霊のように群がっている彼らは一目でコンピュータ研究部とわかる。部室の敷居しきいまたごうとしないコンピ研の部長氏が、勝負を申し出た。以前、ハルヒに強奪されたパソコンのことで決着をつけに来たのだ。ハルヒは、素直に応じなければ「ある事」をコンピ研の醜聞スキャンダルにして外部に流すとおどしてパソコンを強奪していたのだ。コンピ研部員たちはおびえきって満足に応対できていなかった。やれやれ。

その時、外からハルヒが帰ってきた。彼女は、その場の様子を数回のやりとりで察知すると、「ちゃんと説明しなさいよ」と言い放ち、外にコンピ研部員を残して部長氏一人を文芸部室へ引きずり込んだ……。

世界の存亡にかかわるかもしれないパソコンゲームでの勝負をキョンはどう乗り切るのか? 

どう見ても涼宮ハルヒの暴走の「射手座の日」に「涼宮ハルヒの憂鬱」2章のパソコン強奪部分の説明を足した案内ですね。

当サイトでは、過去にもわたし的 涼宮ハルヒの解題などの記事で「涼宮ハルヒシリーズは幻魔大戦のオマージュではないか」と考えていました。わざと「幻魔大戦」と類似の登場人物と類似のシチュエーションを用意して、しかし谷川流的な展開を見せるのが「涼宮ハルヒシリーズ」なのではないかと認識しています。
上記のように対応させると、軟弱そのもののコンピ研が、武闘派で超能力者の巣である幻魔大戦の無名塾に対応することになりそうですね。全く理由は違うのですが、両組織ともほとんど男しかいないところも興味深いところです。
これでホントに正解なのかな?

まとめ

2回目も案の定、無駄知識の羅列となりました。少しでも涼宮ハルヒの憂鬱の「裏側」を楽しんで頂ければ幸いなのですが、どうだったでしょうか?。
次回も無駄知識をお楽しみに。

追記(2009年6月7日13時頃)

「涼宮ハルヒの憂鬱のカバー?」の記事を修正しました。

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[政治とか/2009]

幸福の科学が幸福実現党を立党したとのこと / 2009-05-26 (火)

宗教法人「幸福の科学」が幸福実現党を立党したとのことです。

政策は、自民党や民主党の右の方とさほど変わりない感じで、憲法9条改正を唱えるような感じです。創価学会を母体とする公明党が自民党や民主党の左の方とさほど変わりない感じであるのと比べると、特徴的であるとは思います。これはそれぞれの団体に熱心に参加している層の政治的思想の違いなのかも知れませんし、単に幸福の科学総裁の大川隆法氏の政治的思想が現れただけなのかも知れません。

当方の選挙区みたいに、公明党・民主党・共産党が立候補して自民党が立候補しない選挙区であれば、保守層の一部を食うかも知れませんが、他の選挙区では大きく集票できるとは考えにくいので、基本的には比例区ねらいではないかと思うのです。
私のように、信者でも何でもない傍観者の立場としては、大川隆法氏が何議席ぐらい取るつもりで幸福実現党設立を考えたかには興味があります。今回は殆ど取れなくても良いと考えているにしても、0議席になってしまうぐらいなら体制を整え次回の総選挙で挑む方がよいでしょうから、少なくとも比例で数議席かは取るつもりなのであろうとは考えています。

今後の推移を拝見させていただこうと思います。


[日記/2009/May]

涼宮ハルヒの憂鬱 - 無駄知識その1 / 2009-05-25 (月)

さて、突如始まったこのシリーズは、涼宮ハルヒの憂鬱に関するかもしれない無駄知識を書き連ねていくコーナーです。必ずしも作品その物の内容ではないところや、作者の谷川流氏が小説を書く際に脳裏をかすめたかもしれないようなことを無駄に掘り下げて行くのが本シリーズの目的となります。

なお、涼宮ハルヒ無駄知識シリーズの一覧は、「涼宮ハルヒの憂鬱 - 無駄知識シリーズの記事一覧」をクリックしてください。

さて、サンテレビでは涼宮ハルヒの憂鬱第2期の始めを飾る作品として「笹の葉ラプソディ」が放映されましたので、今日は「笹の葉ラプソディ」に関連する無駄知識を掘り下げていきましょう。

光陽園駅前公園

昔、作者の谷川流さんが中学生から高校生の頃ぐらいまであった公園(名前覚えていないし、以下A公園とする)が配置場所のモデルなのではないかなぁと思ったりもしています。A公園に甲陽園駅から行くには通常階段を上る必要があるので駅前と言うには遠いのですが、それでも甲陽園駅の近くに現在あるどの公園よりも駅に近いです。
A公園から坂道を降りて行くと以下の風景となり後に大社たいしゃ中学校前に至るのは許容範囲内ですが、大池公園から以下の風景を経由して大社中学校に至るのは、少なくとも実際の地形上はあまりにも不自然です。


アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」2009年放映版第8話より。角川がyoutubeで公開している動画で10:42ぐらいの部分。

A公園は、公園でなくなってから十数年程度を駐車場として過ごした後、涼宮ハルヒの憂鬱がアニメ放映される直前には住宅地として造成され、現在は完全に住宅となっています。(よって、アニメ化のスタッフは駐車場となっていた元A公園を見た可能性はあります。)
なお、A公園の内部の風景は、アニメの光陽園駅前公園とは全く異なります。まず、光陽園駅前公園の地面は石が敷き詰めてありましたが、A公園は地面がすべて土でした。また、光陽園駅前公園にはイスが並んでいましたがA公園の中は遊具だらけでイスもほとんど(又は全く)ありませんでしたし、光陽園駅前公園は全体として長方形に見受けられましたがA公園は長方形ではなかったですね。

アニメ中の台詞で「そこの線路沿いを下って」と言っていますが、そう言うほどA公園は線路沿いではないですので、光陽園駅前公園は光陽園駅西ぐらいの位置にある想定の架空の公園と考えた方が素直で良いかもしれません。

東中学校

中学生の涼宮ハルヒが乗り越えようとしている市立東中学校の門は、どう見ても大社たいしゃ中学校の北にある門と同じです。


アニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」2009年放映版第8話より。角川がyoutubeで公開している動画で10:58ぐらいの部分。

ご丁寧にも、上で赤丸にて囲んだところが欠けているのも実際の大社中学校の門と同じです。実際の大社中学校の門の写真は、例えばきーぼーさんの涼宮ハルヒの憂鬱8話「笹の葉ラプソディ」の舞台などに掲載されていますが、そちらの写真を見ても不自然に切り取られていることがわかると思います。
さてここからが今日の無駄知識です。

これ、欠けている理由は何かというと、「交通事故防止」なのです。これまた昔話ですが、中学校の生徒さんが中学校の中から走って前の車道にかけだして事故になったことがありました。交通量がそれなりにある車道ですが、幸い命に別状はなかったと記憶しています。この事故を教訓に、事故防止のために見通しをよくしようとコンクリが切り取られた跡が、上記の欠けた部分なのです。

実は一部の方を中心に有名な、大社中学校正門にある「死ぬなケガすな病気すな」という標語の石碑も「交通事故」関係の物です。こちらは正門を上の坂から駆け下りた生徒さんが止まれなくて車道にかけだして事故になったという話です。
ただ一つ違う点として、この生徒さんは「亡くなった」と聞いています。それで親の願いを込めて建立されたのが「死ぬなケガすな病気すな」なわけです。

小学6年生

無駄知識とはいえこれだけでは気が引けるので、もうちょっとは作品に関係するかもしれない無駄知識を「笹の葉ラプソディ」以外から一つ。

小説の涼宮ハルヒの憂鬱では225ページにあり、アニメでは涼宮ハルヒの憂鬱5に出てくる、小学校6年の時に野球を見に家族で野球場に行った時の観客の多さを見て、「自分が世界で一番楽しいと思っていたクラスは、どこにでもありふれたクラスだった」と気づく下りですが、私はこれは谷川流氏の実体験を元にしていると考えています。

それも、西宮市立小学校に通う児童が小学6年生に体験する小学校連合体育大会(通常略して「小連体」)という学校行事が元であると考えます。小連体とは、西宮市立小学校に通う小学6年生を甲子園球場に集めて数ブロックに分かれて組み立て体操をしたり、リレー等の行事を行ったりするものです。組み立て体操をするなど、行事をするときは球場のグラウンドに入る(甲子園の土を踏む)のですが、他校の組み立て体操を見る時には観客席に学校ごと、クラスごとに分かれて座ります。当然他校の児童も観客席に座っているので、他校の児童やそのクラスがどのような感じであるかも遠くに見ることができるわけです。
ところが、西宮市以外の市では、「小連体」と称して「甲子園球場」に市内全部の小学6年生が集まり、学校ごと、クラスごとで観客席に座り、そこで他の人がする行事を見学すると共に、球場のグラウンドに行って組み立て体操をしたり、各種競技を実施するという体験は当然ないわけです。
類似の行事をする自治体はそれなりにありますが、修学旅行のように日本国内のほとんど全員がしている学校行事とまでは言えないでしょう。そのため、「小連体」ないしは類似行事についての感想などを小説内で記載するならば、行事内容をある程度簡潔に説明する必要が出てくるのですが、小説のこの部分でそこまで説明するわけにもいかないと判断して、「親父が野球場に連れて行った」シチュエーションをわざと作って、「計算結果」として「自分が世界で一番楽しいと思っていたクラスは、どこにでもありふれたクラスだった」と気づくことになったのだと思います。

本来ここに来るはずだった描写はもっと直感的なもので、「自分が世界で一番楽しいと思っていたクラスは、どこにでもありふれたクラスだった」と隣や向こうの方の観客席の他校の児童を見て気づいたという話だったのだろうと思います。それを頭に入れてこの部分を読み返すと、少し印象が変わるでしょうか?それとも別に何も変わりませんかね?
「小学校6年の時」が残っているのは、谷川先生から西宮市立小学校に通った人へのヒントなのかもしれませんね。

まとめ

一回目は案の定、無駄知識の羅列となりました。少しでも涼宮ハルヒの憂鬱の「裏側」を楽しんで頂ければ幸いなのですが、どうだったでしょうか?。
次回も無駄知識をお楽しみに。

追記(2009年5月28日23時頃)

きーぼーさんが本記事を見て掲載された、小連体でハルヒは甲子園に行ったはずでは、上記の東中学校の門につけた赤丸に対応する部分に同じく赤丸をつけた写真を掲載されています。

なお、今回の追記時に、記事本体も誤字含む細部を修正しています。

追記(2009年6月8日21時頃)

某所で「大社中」の読みを勘違いされた方がいるとの書き込みを見たので、当方の記事に振り仮名をつけてみました。

追記(2009年6月12日23時頃)

上記画像の引用元が記載されていなかったので記載。

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[NHK]

NHKで法律違反といえば / 2009-05-24 (日)

本来は、明日こそ最速サンテレビを見よの後には、アニメ 涼宮ハルヒの憂鬱特集記事を載せる予定だったのですが、法律違反と自業自得 - 新世紀のビッグブラザーへ blogの記事に触発されてNHK関連に変更です。

放送法3条の2

前提として、放送法3条の2では国内放送の放送番組の編集に当たって「政治的に公平であること」「報道は事実をまげないですること」「意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること」などが求められています。
しかしながら、上記記事(法律違反と自業自得 - 新世紀のビッグブラザーへ blog)によれば一方的な視点で編集された番組が放映されたとして問題視され、意見広告の掲載に至ったようです。なお、放送法3条の2に反した場合どうなるかという問題ですが、電波法76条によれば無線局の運用の停止、登録の停止、免許の取消等を行うことができることになっています。

実際、過去には放送法3条の2に違反をしたと見られた東京の放送局に対して「放送局の免許を取り消せ」と主張しているデモもあったと記憶しています。しかし、「免許の取消等を行うことができることになっています」というのには理由があって、実際にそういう問題が起きたときに処分できるかと言えば難しいわけです。
まず、表現の自由に関係する憲法上の問題から放送法3条の2を訓示規定や倫理規定と解釈して、直接の処分の用件とはならないとする学者がそれなりの数いること。もう一つは、先の主張が原因の一部となりますが、実際に放送局に免許の停止処分をした場合にはよほどの原因がなければ野党は攻撃材料にするでしょうし、マスコミからも総攻撃を食らうなど政治的に大きな問題となることが予想されますから、「放送法3条の2に反する放送」が事実としてあった場合でも総務大臣は免許の取り消しまで踏み切ることは難しいでしょう。

放送法3条

さて、例えばNHK番組改変問題について放送法第三条の「放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。 」に違反して介入されたとする立場の人々がいます。(なお、放送法3条に反した場合にどうなるかという問題ですが、電波法76条によれば無線局の運用の停止、登録の停止、免許の取消等を行うことができることになっています。)
ただし、「このような立場の方々」は「介入したのは政権関係者」との立場ですから、当然総務大臣による免許の取り消し等は考えません。しかしNHKに自己の主張を反映させるのが難しいことは先の免許の停止を求めている人々と変わりません。

そこで、「このような立場の方々」から最近聞かれるのが「受信契約は双務契約であり、NHKは放送法にもとづいた放送をおこなう義務がある」との主張です。つまり、介入された放送がされればその分の受信料は払う義務がないとする主張です。
しかし、日本放送協会放送受信規約では、NHKは月の半分以上テレビジョン放送を送信しなかった場合に受信料を徴収しないとしているだけです。放送の有無については言及されていますが、その内容に関しては何ら言及がありません。例え、放送内容が放送法3条に反して政治介入された放送であろうが、放送法3条の2に反して政治的に公平でなかったり事実を曲げたり偏った視点からのみ編集された放送であろうが、日本放送協会放送受信規約の上では問題ない放送であると考えるべきでしょう。
私は、現在の「受信契約は双務契約であり、NHKは放送法にもとづいた放送をおこなう義務がある」との主張は、「発想に見るべき点はあるものの筋の悪い方法」と思っています。

受信契約

もし、私がNHKに放送法に従った放送をするようにしてほしいと思う受信設備設置者であれば、「受信契約を使う」と言う発想だけを借りて、受信契約を締結する前に日本放送協会放送受信規約に以下の条文が追加された契約を受信契約として締結することを求めます。(以下は一例です。詳細は検討する必要があるでしょう。)

(NHKの義務違反)
第12条の3 NHKが次の各号の1に該当するときは、所定の放送受信料を返金するほか、その2倍に相当する額を割増金として返金しなければならない。
 (1)受信契約の締結および放送受信料の集金について不正があったとき
 (2)放送内容について放送法に従っていない部分があると当該放送受信契約者が認定した場合
2 前項に定める所定の放送受信料とは、前項各号の問題点が発生した日以降、改善されるまで(放送内容については訂正放送を流すなどの方法で改善されたと当該放送受信契約者が認定するまで)の期間に相当する受信料とし、1月未満の期間は1月として計算する。

そもそも放送事業者は電波法や放送法を始めとする法令を守って放送を行っているはずです。その元来守っているはずの放送法を受信契約で守るように求めるだけの契約をNHKが認めないと言うことがあれば、それは「NHKは放送法を守りません」と言っているに等しいわけで納得できませんよねぇ。
また、2倍の割増金を払うのは、日本放送協会放送受信規約では放送受信契約者が義務違反をした場合に行われていることで、それをNHKにも敷衍しただけですから特に不当な規定とは言えないでしょう。

もちろん、NHKが上記の受信契約の締結を拒否すれば受信契約は締結できないことになります。これは、NHKは締結する受信契約の内容については総務大臣の許可を要するものの、受信設備設置者と受信契約を締結する義務がない[1]ことによります。

このとき、受信設備設置者は受信契約の内容に関しては法律上全く制限されていない[2]ことと、民法により両者の意志が一致しなければ契約は成立しないことから、結果として受信契約は締結されないことになります。後は、契約の自由に関係する憲法上の問題から放送法32条を訓示規定や倫理規定と解釈することも可能かもしれませんが、その辺は私詳しくないのでふれません。

もしこの状況が不都合で、このように意見がまとまらない場合でも受信契約を締結させる必要があると国が考えていたのであれば、受信設備の設置者が裁判所に申し立てると裁判所がそれぞれの事情を勘案してふさわしい契約を認定し、強制的にNHKとの契約関係を成立させるような法制度を考えていたでしょうが、現在のところそのような制度はありません。

NHKで法律違反といえば(私見)

NHKで法律違反と言われたときにすぐに浮かんだのが以下事項です。放送内容とは関係ないかもしれませんが、早急に是正する必要はあると思いますがどうなんでしょうかね。

・池田信夫氏などが言われていた放送法9条9項違反(B-CASをつけない放送受信用機器を排除しようとしている)

・「放送法違反」といえるかは微妙ですが法律違反になるネタとしては、有線放送(ケーブルテレビ・CATV)受信者は受信契約を締結する義務がないのに偽った説明をして受信契約を集めている[3]として「ケーブルテレビ2000万世帯をだます日本最大の詐欺集団」として訴えていくのも良いでしょう。
ケーブルテレビから受信料を取っているのは、ラジオの聴取料があった時代に有線ラジオにおいて官僚の答弁で聴取料が取れるとした答弁があるからですが、これは大学教授などの学者は誰も認めていない(少なくとも今現在の私は、有線放送についても受信契約を締結する必要があることを認めた書籍を発見していない)ことからわかるように、誠にうさんくさい話なのです。
答弁した官僚自身が書籍を発刊しているのですが、会社法関係の書籍は数冊出しているが放送法関連の書籍はないとか、放送技術に関する書籍のみ発刊しているとかで、そもそも放送法関連の法律を十分理解して答弁していたかどうかから疑わなければならない有様です。
では、放送法をわかっている方はと見れば、国会審議でも参考にされる「放送法制の課題」にはそもそも有線放送を受信する受信設備設置者が受信契約を締結する義務があるかどうかについては記載されていません。日本放送出版協会から発行されたNHK出身の方が書いた「新・放送概論―デジタル時代の制度をさぐる」にすら有線放送を受信する受信設備設置者が受信契約を締結する義務があるかどうかについては記載されていないのですから徹底しています。一方、筑波大学大学院 人文社会科学研究科 憲法学専攻の教授が書いた、「NHK受信料は拒否できるのか」では、ケーブルテレビ加入者から受信料は取れないとしています。

注釈

[1]少なくとも現行法上は、受信設備設置者がNHKの言う日本放送協会放送受信規約に基づく契約を申し込んでも受信契約を結べない可能性がありますし、実際に受信契約の締結を受信設備設置者(又は関係者)が求めているにもかかわらず、NHKが締結しなかったこともあります。
テレビ番組録画サービス「録画ネット」を巡る法的議論 によれば、

実際、春日氏(録画ネット運営元の有限会社エフエービジョン顧問弁護士:引用者注)によれば、放送局側が仮処分申請を行なう前(2003年10月ごろ)から受信料の支払いなどについてNHKと交渉を行なっていたが、当初はほとんど放置状態だったという。しかし、2004年6月になって急に「アテネ(五輪)が始まるから困る」とNHKから連絡があり、その後間もなくサービス停止を求める内容証明郵便が送られてきたという。

NHKに受信機器設置者と受信契約を締結する義務があるのであれば、このような場合にも受信契約を断ることはできないはずです。なぜなら録画ネットのサービスが著作権法違反であろうとも、受信設備が設置されていることには違いないからです。
実際はNHKには受信機器設置者と受信契約を締結する義務がないので、NHKは著作権法違反の訴訟のみを行い、受信契約の締結は行わなかったわけです。

[2]受信契約の内容に関して総務大臣の許可を要するのはNHKだけです。
つまり、NHKが当該の受信設備設置者とどうしても契約を結ぶ意志があれば、受信設備設置者の提案した受信契約をNHKから法務大臣に認可申請して許可をもらえばよいのです。

[3]要するには放送法32条は有線放送には適応されないと言うことです。当サイト内の以下記事を参照願います。
 ケーブルテレビとNHK受信料
 ケーブルテレビと受信料に関するNHKの主張の誤り(上記記事の説明を補完しています)
 マンションにおけるNHK受信契約・受信料について
 NHK受信料は拒否できるのか(書籍紹介の記事)

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[日記/2009/May]

明日こそ最速サンテレビを見よ / 2009-05-21 (木)

笹の葉ラプソディっ!(挨拶) [1]

待ちにまった日がついに来ます。
涼宮ハルヒの憂鬱「笹の葉ラプソディ」明日放映(らしい)です。

当家ではテレビ埼玉は映りません。家のある場所からして当然ですが。しかしながら、今回最速放映(ですよね)となるサンテレビが映ります。[2]
また、明日は野球が前にないので延長で時間変更もありません。
画面が超額縁なのは非常に残念ですが、最速で見れるので納得しようと思います。

注釈

[1]どう見てもモデルチェンジ - 新世紀のビッグブラザーへ blogのパクリです。 謝罪はするが賠償はしない。

[2]法律的に厳密に言うならば、私が加入している有線放送局がサンテレビの放送を受信した上で有線放送局の有線放送として再送信したものが見れるという意味です。 このサイトの他の記事的に、一応厳密に書いておきますよ。